暮らし始めてもうすぐ1年。

あれだけ何回も打ち合わせを重ねてやっと完成した家ですので、

間取り、気密・断熱性、住宅設備の使い勝手、、、等々、ほとんど満足しているのですが、、、。



どうしても直したいところが出てきました。




  ↓ 照明や、コンセントの配置を図面固定した時のものです。

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この時点ではダイニングの照明がキッチン向かい側の壁のスイッチ(青い矢印のところ)でしか操作できませんでした。

北洲ハウジングの家は住む人の動き、「動線」をかなり重要視していて、
暮らしのインタビューの段階からデザイナーさんが入って、
家族構成や時間帯別の行動パターンまで参考にして間取りや設備の配置を決めていきます。

私たちも動線や設備の配置は間取りを検討する段階でもかな~り念入りにチェックしてたはずでした。


スイッチの配置を検討している段階では、
「大した距離じゃないし、テーブルに座っている人にも頼めるし・・・」
位に考えていたのですが、、、


1年暮らしてみると、やはりキッチンとダイニングの照明は同時に使うことが多く、
このエリアをメインのテリトリーとしている妻が操作することが多いのですが、
テーブルに座っている人にスイッチ操作を頼もうにも、
料理を作っている時点ではダイニングテーブルに座っている人がいない!?
という状況がほとんど・・・


妻がキッチンに立っている時に、ダイニングの照明を操作しようとすると、直線距離では1.5m位なのですが、ダイニングテーブル側かパントリー側をぐる~っとまわっていかなければなりません。


人間は手の届きそうな位置にあるのに、わざわざ遠回りしていかないと届かないと結構ストレスがたまるらしく、


「ダイニングとキッチンの両方の照明を一緒に操作できるようにしたい!」


と妻から要望があり、キッチン側(緑色の矢印)にもスイッチを増設してもらうことになりました。



北洲ハウジングの家は1階の電気配線は天井部分(1階と2階の間)を通しているのですが、
そこは一定間隔で構造材が入っており、さらに断熱材もあり、完成後は手が入るスペースもないので、
今回の増設工事では床下に配線を通していきます。


ちょうどダイニングのスイッチ(青い矢印)の壁の裏(収納棚の下)にある床下点検口を使い配線をつなげていく計画です。




まずはキッチンの向かい側のスイッチを取り外し、
配線を分岐させます。

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床下点検口の蓋を取ったところです。

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発泡スチロールの厚さは15cm位でしょうか。

この厚みのおかげで床下点検口から冷気が入ることはありません。



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作業の邪魔にならないように床下をはじめて覗いてみました。

水色のパイプは水道水(冷水)のパイプです。
ちなみにエコキュートから伸びる温水パイプはピンク色。


床下の点検は1年点検の項目には無かったので、機会があれば覗いて状態を確認してみたいな~と思ってたですが、虫の侵入した形跡やカビの発生もなくきれいな状態で安心しました。



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パントリー側(丁度キッチンの裏側)の壁の下に中継用の穴を開けて、
上のスイッチ裏側までつなげていきます。

中継用の穴は後からダミーのコンセントカバーで防ぎます。



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今あるキッチン側のスイッチをいったん外して配線を回してから、


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上に新しいスイッチを増設して完了!



これでストレスなくスイッチを操作できるようになり妻もご機嫌です!



電気工事業者の方々、床下に潜り込んでの作業と疲れさまでした!





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