日本酒記事連続投稿第4弾は 末廣酒造「玄宰」。


末廣は福島県内で広く呑まれている会津若松の酒蔵です。
特に「末廣の生酒」はどこの居酒屋でも置いてあり、スッキリとクセが無く呑みやすいお酒です。

そんな末廣酒造のお酒の中でもこの「玄宰」は会津の名家老で会津藩校日新館の創始者田中三郎兵衛玄宰の名を冠した末廣酒造の最高ランクの大吟醸です。

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最高ランクというだけあって立派な桐箱に入っております。


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平成28酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞している酒だけに、蓋を取ると重厚なラベルがお目見えします。


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鑑評会出品のお酒ということもあり、純米酒ではなく醸造アルコールで香りと味の調整を行っている様です。

ただし使用米は山田錦100%で、精米歩合35%。

酒造業界には「YK35」という隠語があって、山田錦を使用し、協会9号の酵母を使い、35%までコメを磨く(精米歩合)と、鑑評会で金賞受賞できる酒が造れるといわれていたようですが、「玄宰」が酵母は何を使用しているかの表示まではありません。


グラスに注いでみると、立ち香は花のような甘い吟醸香が広がります。

口に含むと、はじめに甘みを感じ、やがて末廣らしいスッキリ感が広がります。
ラベル表記は「辛口」とありますが、甘さと辛さのバランスがとれた、いかにも金賞受賞酒といった味わいなのですが、あえて言うなら「まとまりすぎている」感じを受けます。


それでも舌に残る後味も気品を感じ、上品な仕上がりで、普段はなかなか飲むことができない銘柄だけに満足の1本でした。




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