
2018年11月10日 積水ハウス プラン提示 2回目
前回プラン提示をいただいた際に若干の修正をお願いしてましたが、それが仕上がったとのことで2回目のプラン提示となりました。
大きな変更点は、
ダイニング上部吹き抜けをリビング吹き抜けに変更、
仏壇・神棚の上に通常使う部屋がこないようにする、
の2点です。
間取り的にはすっきりしたものの、リビング吹き抜けにしたことで、強度上リビングの端の1Fと2Fの間に「斜めのブレース」が必要になってしまいました。
ブレースとは直径1cm位の、長方形に組まれた柱と柱の間に強度を保つために斜めにクロスさせて通す「筋交」のような鉄筋のことです。通常は壁の中に設置されるので見えないのですが、今回のプランではどうしても表に出てしまうようです。
ヒヤリングの時に妻が「室内にハンモックを吊るした~い」などと(能天気に)言ったため、課長さんは「ハンモック吊るすには丁度いいです!」とフォローしてましたが、見た目は・・・
ブレースが見えてしまうのは今一つでしたが、設計上の色々な有効な提案をいただきました。
例えば、、、
「キッチン周りに子供が勉強できるようなカウンターを作るべきか?」
展示場周りをしていると「最近は、子供さんが自分の部屋ではなく、キッチン周りで勉強することが多いので、勉強用に壁向かいのカウンターの提案します!」と言われたことが何度かありました。積水ハウスからは逆に「子供はカウンターで壁を向いて勉強することはないです。ダイニングテーブルで親と同じ方向を向いて勉強することが多いので、やがてそのようなカウンター使わなくなり荷物置き場になるだけです。だったらそこを削って、他の面積を増やした方がいいですよ」と提案されました。
「引き出し収納を作るべきか?」
引き出し収納を「造作物」として作れば、部屋のデザインと一体化も図れてきれいに仕上がるのですが、いったん引き出しとして作ってしまうと、将来子供が独立したり、逆に家族が増えり、家族構成が変わったりした時に変更がしにくくユーティリティーがないので、作るなら引き出しよりも「棚」にした方がいいとのこと。
「やはりオール電化?」
もはやオール電化住宅は古く、今はガス併用タイプをメインで提案している模様。特にガスでお湯を沸かしながら、同時に電気も造れる「エネファーム」を推しており「太陽光+エネファーム+温水系床暖」で光熱費を抑えながら快適な環境を確保するようです。エネファームはお湯を大量に消費する方が効率が良くなるので「温水系床暖」がおすすめ。エネファームはまだまだ初期費用がかかるのですが、積水ハウスでは国の補助金に積水ハウス独自の補助金(割引?)をプラスしてエコキュートとの差額を埋めてくれるそうです。
この辺の提案力はさすが積水ハウスです。
逆に、
「窓はどうしてトリプルではなくペアなのか?」「樹脂サッシではなくアルミ樹脂混合サッシなのはなぜ?」「断熱材の厚みは?」「床下の断熱材は?」、、、等々の質問に対しては、
「国の基準に沿ってます」とか、「当社で計算してそのような仕様になっているので問題ないです」とか、「そこまでやるのは過剰設備です」、、、という感じで、断熱性能の話題になるとあまり納得できる回答は得られません。
「やはり鉄骨系は寒いのでは? それを最新の設備でカバーしようとしているのでは?」
設備の性能には力を入れるけど、サッシの性能や断熱材の性能にはそれほど力を入れてない印象です。
新居では部屋毎にの温度差をなくしたいと考えている私としては疑問が残る感じを受けました。

にほんブログ村

一戸建てランキング
コメント