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2018年7月中旬 四季工房 モデルハウス

積水ハウスのモデルハウス訪問時に、同じ展示場にあったモデルハウスを覗いてみました。会社の名前が表している通りかなり「エコ」を意識した家造りです。

国産材をふんだんに使った建物で、入り口を入った瞬間、木のいい香りがします。木材は茨城県北部で1年以上かけて乾燥させた無垢材を主に使用しているそうです。

エアパス工法(パッシブエアサイクル)を採用しており、床下・壁内・小屋根裏に空気を循環させることで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせることを売りにしています。
機械式(アクティブ)ではなく、パッシブなのは、南側の壁内空気は太陽光によって温められるので上昇気流になり、北側の壁内空気は冷えて下降気流になるので、壁内空気が自然に循環し壁の温度が一定に保たれるというのが、基本的な考え方のようです。

基礎部分には多くのハウスメーカーで使われている「基礎パッキン」はなく、昔ながらの横約40cm×高さ約15cm位の「換気口」が開いていますが、ダンパー(蓋)が手動で開け閉めできるようになっています。開け閉めは、外から行います。
また、小屋根裏にも開け閉めできる「排気口」が開いており、ダンパーの開け閉めは室内につながっているワイヤーで行います(モデルハウスでは2階の1室に開け閉め用のワイヤーが何本も並んでいました)。

夏は外の涼しい(?)空気を基礎の「換気口」から取り入れ、壁内を通し、小屋根裏の「排気口」から外に排出するので、空気が壁内の滞留せず、壁の温度が上がらないため、エアコンなしでも快適。

冬は基礎の換気口を閉めて外の冷えた空気は取り入れず、小屋根裏の排気口を閉めて太陽光により温められた空気は逃がさず、南側から北側に循環させるので(南側:温められ上昇+北側:冷えて下降=壁内空気循環)、壁の温度が下がらないため暖かい。

夏・冬の空気の流れは基礎・壁・小屋根裏を通気させた透明なプラスチックの家の模型に線香の煙を流し、太陽光の代わりに電球で温めて、実験して見せてくれました。

説明を聞き、実験も見せてもらいましたが、素人的にもいろいろと疑問がわいてきます。

日本の夏は高温多湿なのだから湿った空気を取り入れて空気を循環させたら、冷えた部屋(特に北側部屋)の内壁に当たり夏型結露が発生しないのか?
冬場は閉め切ったままだから、温まった空気が外気で冷やされた外側の壁に当たることで、結露しないのか?
そして閉めきっているから、湿気の逃げ場がないのでは?
・・・等々。

「コンセプトは面白いが、実態はどうなの!?」




家に帰ってからネットで調べたら、いろいろとひどい書き込みが・・・。予想通り壁内の結露がひどいらしい。
そして、この記事を書いている2019/1/16時点で同社ホームページでは「エアパス工法は小屋根裏が結露する!?」の質問に答えます、とし結露の事実を認めています。

セキスイハイムでも感じましたが、パッシブではなくアクティブにエアコンの乾燥した空気を壁内に循環させれば結露しないと思うのですが、、、。
でも、四季工房はコンセプト上、エアコンの空気を積極的に使うことはないだろうなぁ。








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